*全員男性。性転換性転換。
*そして、輪姦注意。
─この想いは誰にも気づかれてはいけない。
この世界のために絶対。
その日の放課後の活動は珍しく団長様の意見でバラバラの解散になった。
朝比奈みつるが鶴屋さんに連れ去られていったからだ。
解散を宣言した、我らが神神である涼宮ハルヒコは鍵である彼をパソコンの前に捕まえ何か作業をさせていて、
まだまだ開放される気配が感じられなかった。
こうして一人何もする事はない僕と、本を丁度読み終えた長門有紀とともに部室を出る事になる。
だが、坂を降りきった所で、自分らしくもなく忘れ物をしてしまった事に気がつき
長門有紀へは先に帰って貰うように告げると、また学校へ部室へとに戻った。
忘れ物なんかしなければ、こんな事に巻き込まれなくて
…─すんだのかもしれない。
時間も時間で校内に残る生徒もまばらっだった。
学校に戻る間の坂道で彼らに出会わなかったが、まだ部室に残っているのだろうか?
すでに時間は遅く、校内に残っている人間はまばらであった。
目的の場所につくとまだ明かりが灯っていた。
こんな時間まで活動用HPの更新とは、ご苦労様です。
カチャッ。
ドアノブを捻って開けると、青臭い臭いが鼻を掠めた。
思わず眉を顰め、そして次に目に入った光景に僕の意識は思わず遠のいた。
「えっ!やっ!古泉…やだっ!みっる…な…!みるな…」
「あー。古泉くんにバレちゃったか…ってキョン急にしめつけんなよ!」
涼宮ハルヒコに彼が組み敷かれている。
その姿は上半身はかろうじてシャツがひっかかっているだけで下はなにも身に着けておらず、
所々にどちらのものかは分からない白濁液が飛び散っていた。
その光景に鼓動が早くなる。
だが一つ違和感を覚えた事がある。
嫌がっているはずの彼は抵抗もせずに、また涼宮ハルヒコにてを押さえられてるわけでも
縛られているわけでもないのに、彼の両手は床に吸い付いているように動かないようだった。
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