*注意:R-18キョンが古泉以外に犯されたりします。そして歪泉です。キョン×ハルヒのような描写がありますが。
これは古キョンです。というか、古→歪んだ愛→キョンです。輪姦・強姦描写(オリジナルキャラ)もあります。以上を踏まえて大丈夫な方はどうぞ。
涼宮さんの意向により、今日の不思議探索はテーマパークで行われた。
これといったこともなく。涼宮さんと彼はとても楽しそうに1日を過ごしていた。
いつもは気だるそうな彼も、今日は積極的に涼宮さんの手を引きながら走り回っていた。
…まるで恋人同士のように。
喜ばしいことのはずなのに気持ちはなんだかもやもやとしている。
ただ立場上それを顔に出すわけにもいかず、何かの気のせいだと気にしないことにして、僕も1日を楽しんだ。
そんな楽しい時間もあっという間に終わりがきて、僕達は帰路についた。
帰りの電車は同じテーマパークを利用した人で、ラッシュ状態になっていた。
女子3人は何とか座席を確保できたようで、もみくちゃにされずに済んだようだ。
彼と僕は運悪く、人のごったがえす場所に立っていた。
しばらくは近くで立っていたのだが、隣駅でさらに増えた乗客に押され、お互いの表情が見えるか見えないかの立ち位置になった。
ぼーっと外の風景を眺めていた彼の異変を感じたのはいつだったか。
表情は強ばっているのだが、心なしか頬は赤く染まっている。
具合でも悪いのだろうか?
それにしてはおかしい…
揺れで出来た隙間に入り込み彼に近づく
「…んん。ふっ…」
これは彼の声?
ちらっと彼が見えた。
その姿を見て驚愕した。
ズボンの前だけを開けられ、性器を露出させられている。
ただ露出させているだけでなく。
後ろから回った手が握り、手を上下に動かしながら指は括れの辺りや尿道口をいじっている。
いじられた尿道口からは、雫が垂れている。
その雫のせいで手が上下に動く度に、クチュクチュッと卑猥な音が聞こえる。
周りの乗客はこの以上な光景には気がつかないようだ。
ただ、僕にだけ音も、吐息も、その表情さえもハッキリと見える。
―ゴクッ。
思わず、大きく鳴った喉は僕のものだ。
「やっめろ…もう……」
彼が泣くような…囁くような声で呟いた。
その瞬間握られた手の動きはどんどんとはやくなる。
彼は涙からも、先端からも雫を流し、そして手の中で小さく震えながら果てた。
彼の表情は呆然としたものに変わった。
まだ萎えたとはいえ、自分自身の出したものに濡れた性器をそのままズボンに戻される。
…静寂が戻る。
僕は彼にこれ以上近づくことも、声をかける事もできずにただボウっとしていた。
「ちょっと古泉くん!キョンッ!降りるわよ!」
その声に意識を現実に引き戻された気がする。
慌てて電車を降りた。
「ちょっと。1日遊んだくらいでそんなにボーっとするなんて体力が無い証拠よっ!」
鍛えなおしてあげなきゃだめかしら!そう言うとにんまりと笑った彼女に。
一拍置いて彼は先ほどの事を微塵も感じさせないような、いつも通りの調子で答えた。
「はは。お前の体力に着いていけるのは、きっとプロのスポーツマンじゃなきゃだめだろうよ。」
「まぁそうね。それくらいの相手じゃないと話にならないわよねっ。」
そう上機嫌に答え、じゃぁまた明日学校でね!
と、言うと彼女は手を振り、軽い足取りで自宅への道を走り出していった。
続いて、朝比奈みくると長門有希、彼も自宅への道を歩きはじめて行った。
だが、僕はまだ駅前にたっている。
…きっと僕以外の人は彼の表情の中に見え隠れする暗い表情には気づかなかった。断言さえできる。
そう思うと、優越感のようなものが沸いてきた。
同時に興奮していた。
きっと帰宅をしてすぐ、僕は自分自身を慰めるだろう。
さっきの彼の姿を思い浮かべながら。
僕の心が壊れたというなら、きっと今日という日。
彼のあの姿を見た今日という日。
どうせ叶わない恋ならば。
自分から汚してしまいましょうか。
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